【40代 女性 Tさん】老視

40代 女性 Tさん

症状:近くが見えづらいため眼が疲れる
既往:左乳がんステージ1で、2年前に乳房部分切除と放射線治療を受けた。コレステロールが高め内服なし

【老視のPOINT】
老視の方は、老化現象や生活習慣(特にスマホやパソコン)で起こりやすく、加齢の傾向があり、紫外線対策や酸化ストレスを予防する抗酸化食材が不足しています。そのため、ビタミン類やルティン、ゼアキサンチン、アントシアニンやポリフェノールを豊富に含む食材を積極的に取り入れて、酸化、糖化を予防する食事を続ける必要があります。(基本的には、白内障の予防と同様です)

ご相談内容

40代になり、近くが見えづらくなったと感じたが、最近酷くなってきた。近視もあり車の運転をするので、コンタクトやさんに勧められ遠近両用のコンタクトにしているが、スッキリしない。何か他に方法がないか、医師にLINEで相談したい。コンタクトの眼科では、我慢するしかないと言われた。今後どんどん酷くなるのか不安もあり、乳がんで手術もしているため、健康になる食事療法も受けたい。

これまでの食生活及び生活習慣

乳がんの手術の後から、脂っこい物を控えたり外食を減らしたりはしている。朝は、基本食べずにブラックコーヒーのみ。昼は近くのスーパーのお弁当かお惣菜、夕食は自炊をする様にはしているが、疲れているとスーパーでお惣菜を買い、炊いてあるご飯で済ませる事が多い。仕事は座り仕事で、近くを見る仕事をしていため、首や肩が凝る。とのお話しでした。

ご提案内容

  1. 眼や身体に良くない酸化、糖化する食材の排除
  2. 眼や身体に良い抗酸化力の高い、抗糖化力の高い食材を取り入れる
  3. 調理の仕方
  4. 食べる順番
  5. 眼の疲労を減らすポイントこの5つにポイントを絞り内容を具体的にお伝えしました。

    乳がんのリスクを上げてしまうコレステロールの摂取は、出来るだけ控えて頂き、食物繊維を含む海藻や野菜、ビタミンやポリフェノールが豊富な皮付きの果物を沢山取り入れるようにアドバイス致しました。又、乳がんの再発予防に、女性のエストロゲンを抑制する働きのあるリグナンの含有量の高いフラックスシード(亜麻仁)を取り入れた作り置きメニューをご提案致しました。お悩みの見え方については、眼科医のLINE相談でのアドバイスと、肩の凝りに対しては、仕事の合間に出来る肩の血流を改善する簡単なヨガをご提案しました。又、運動は、体内の血中エストロゲン濃度を下げる効果があります。

  • 皮付きの果物
  • 無塩のくるみを含むナッツ類

 

  • ミキサーで混ぜた火を通さない野菜カレー
  • 金時豆と干しエビの若玄米
  • 鮭と帆立の蒸し野菜
  • めかぶととろろの納豆キムチ
  • ゴボウのスープ

ご感想

病気になり、手術、化学療法をやり、もう大丈夫と思ってからの転移。そこでようやく恐怖心が芽生えました。それまで、ストレスはよくないと安易に食育とは無縁の食生活でした。はじめは自分なりにグルテンフリーや断食からはじめました。明らかに体調が良くなりましたが、経過が伴わず。
そこで、佐左良先生に出会い、食事コンサルを受けました。細胞が生まれ変わりますよ!との言葉に励まされ実践。難しいな〜と思ってやっていましたが、徐々に味もなれて、今まで食べすぎていたものも欲しなくなりました。
治療については、どんなに良いお薬でも食育や気持ちが伴っていなければ結果が全然違うと思います。遠回りしましたが、プラーナの食事コンサルに出会えて良かったです!