ホメオパシーとは、ドイツ人医師ハーネマンが考えた代替医療である。
眼科診療をしていると、眼瞼痙攣など、仕事、家庭のストレスで
ジスキネジアなど眼瞼痙攣を起こしている患者さんが来院される。
ボトックス認定医である小生は、眼瞼周囲にボツリヌス菌を薄くした、注射を施行することもある。鶏のトサカから成分から抽出したヒアルロン酸も、ボツリヌス菌を薄めたボトックスも、
美容皮膚科で使用されているのは、周知の通りだと思われる。
不整脈の治療につかわれているジキタリスも、薬草の成分を抽出した効果的な薬だと思っている。これらは、まさに、毒を以て毒を制する先人の知恵ではないだろうか。
ホメオパシーに関しては、ホメオスターシスという立場で考えれば、代替医療になるかもしれない。過ぎたるは及ばざるが如し。
現代社会において眼科医療に関しては、西洋医学をファーストチョイスにするべきではないだろうかと小生は思っている。
毒を持って毒を制するというならば、理にかなっているボトックス、ヒアルロン酸は、診療によく利用させてもらっている代替医療の一つである。
日々臨床に携わっていると、患者さんの色々な悩み相談にのって情報提供することも、眼科医の仕事だと思う。これからも、美しい医療に微力ながら貢献しようと思っている。代替医療に、興味がある方、プラーナへようこそ。